コミフォラ・カタフ ソマリア産
¥45,000
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◾️植物
コミフォラ・カタフはカンラン科に属する灌木でアフリカのソマリアやエチオピア、ケニアなどの乾燥地帯で自生。
白く滑らかな樹皮と繊細な枝ぶりを持つ盆栽のような樹形が人気。
現在は次々と新芽が展開していますが、寒さにより運搬中に落葉する可能性があります。
撮影日2025.01.14
◾️サイズ(mm)
▼全体
高さ:300
幅(鉢含む):405
▼植物
高さ:165

コミフォラ・カタフは、独特な樹形と美しい樹皮の質感が際立つ個体です。幹は滑らかで淡いベージュ色をしており、まるで紙が剥がれ落ちるような質感が特徴的です。古い樹皮がめくれることで、表面には独特の模様が生まれ、成長とともに変化する表情を楽しむことができます。幹は太く安定感がありながらも、曲線的なラインを描くことで、どこか生命感を感じさせます。

黒々とした枝は、幹とは対照的に硬質な質感を持ち、荒々しい印象を与えます。枝の先端部分には小さな棘のような突起があり、乾燥地帯に生息する植物特有の防御的な要素が見受けられます。その枝の間からは、新鮮な緑の葉が芽吹いており、硬質な幹と対照的な柔らかさを演出しています。葉は小さく、鮮やかな緑色をしており、光を受けることで輝くような印象を与えます。部分的には黄変した葉も見られ、生長の過程を感じさせます。

コミフォラ・カタフは、乾燥地帯の厳しい環境に適応した植物で、季節によって葉を落としたり、新芽を出したりします。。成長期には鮮やかな葉を展開するが、乾燥した時期には枝だけの姿になることもあります。この姿の変化が、他の多肉植物や塊根植物にはないダイナミックな魅力を生み出します。
水やりの頻度は、成長期には定期的に行い、休眠期には控えめにすることが重要です。過湿を避け、風通しの良い環境で管理することで、幹の美しい質感を維持することができます。日光を好むため、強すぎる直射日光を避けつつ、明るい場所で育てるのが理想的です。

コミフォラ・カタフは、乾燥地帯で生き抜くための強靭さと、洗練された造形美を兼ね備えた個体です。時間とともに変化する樹皮や枝ぶりは、まるで生きた彫刻のようであり、その成長を見守る楽しみを与えてくれます。力強さと繊細さが同居するその姿は、観賞価値の高い魅力的な一点といえるでしょう。