チレコドン シヌス アレキサンドラ 群卵+バージニア クリセヴィシュート#1
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◾️植物
チレコドン・シヌス-アレキサンドラ(Tylecodon sinuss-alexandri)は、南アフリカ原産の冬型多肉植物です。木質化したゴツゴツとした茎と、コンパクトにまとまった独特なフォルムが特徴で、観賞価値が高い種です。現在はスカエフェリアヌスに統一されています。多肉質の葉は灰緑色で小型、冬から春の成長期に展開しますが、夏の休眠期には葉を落とし、裸の茎が印象的な姿を見せます。黄緑色や薄いピンク色の管状の花を咲かせることもありますが、花よりも樹木のような茎や姿形が注目されます。
撮影日:2025.01.26
◾️サイズ(mm)
▼全体
高さ:140
(鉢)幅:80
▼植物
高さ:70
幅:62

乾燥地帯特有のゴツゴツとした幹と、細かく分岐した枝に展開する小さな多肉質の葉が特徴です。幹の表面には経年変化によるひび割れや、古い皮が剥がれ落ちることで生まれる独特の質感があり、まるで枯れ木のような風格を漂わせています。しかし、その無骨な幹とは対照的に、新芽は瑞々しい緑をまとい、成長の過程で変化する姿が非常に魅力的です。

かつて独立種として扱われていたチレコドン・シヌスアレキサンドラですが、近年の分類学の見直しにより チレコドン・スカエフェリアヌス(Tylecodon schaeferianus) に統合されました。これは、形態的な特徴や遺伝的な類似性を基にした分類の変更ですが、それでもシヌスアレキサンドラの個性的な樹形や葉のつき方は特別な魅力を持ち、多くの愛好家の間では依然として区別して扱われることが多い種です。

この個体に合わせた鉢は、陶芸家 バージニア・クリセヴィシュート による作品で、深みのある釉薬の流れが美しい一点です。青と黒が混ざり合いながら滲むような色彩は、まるで夜の海や移ろう空のような幻想的な雰囲気を醸し出しています。
植物の持つ 自然の力強さ と、鉢の持つ 芸術的な造形美 が絶妙に融合した作品です。シヌスアレキサンドラの 乾いた大地に根を張る生命力 を感じさせるフォルムと、バージニア・クリセヴィシュートの 水の流れを思わせる釉薬の表情 が対比しながらも調和し、唯一無二の存在感を放っています。