ハオルチア アトロフスカ ミュータント
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◾️植物
希少価値が高く、流通量が少ない珍しい品種を輸入、生産している「Tori Doriみどり」さんから直接仕入れたハオルチア アトロフスカ ミュータント。
葉が通常のアトロフスカとは異なり、葉がねじれたり、個体差が非常に大きいのが特徴。
撮影日:2025.2.12
◾️サイズ(mm)
▼全体
高さ:125
幅(外径):80
▼植物
高さ:55
幅:82

力強く鋭いフォルム——ハオルチア「アトロフスカ・ミュータント」
ハオルチア「アトロフスカ・ミュータント」は、シャープな葉のラインと透明感のある窓が特徴的な品種だ。通常のアトロフスカに比べて葉が長く伸び、尖った印象を与える。濃い緑色の葉には黒みを帯びた縞模様が入り、先端に向かって透明度が増していく。光を受けることで、まるで氷の結晶のような繊細な輝きを見せる。
この個体は横幅82mm、高さ55mmと、ハオルチアの中でも比較的大型の部類に入る。葉がしっかりと立ち上がり、規則的に広がるその姿は、まるで鋭利な刃をまとったような迫力を持っている。上から見下ろすと、緻密に配置された葉が放射状に展開し、洗練された造形美を感じさせる。

この品種の最大の魅力は、葉の先端に広がる透明窓だ。窓の内部には細かい模様が入り、光の角度によってさまざまな表情を見せる。葉の基部は深い緑色をしているが、先端に向かうにつれて透明度が高まり、グラデーションのような美しい色の変化を楽しむことができる。
特に柔らかな光を当てると、葉の透明部分が際立ち、神秘的な雰囲気を演出する。逆に、光量が少なすぎると透明感が弱まり、葉が徒長してしまうため、適度な日照管理が重要になる。

「アトロフスカ・ミュータント」は、比較的丈夫な品種だが、その美しいフォルムを保つには適切な管理が欠かせない。日照は半日陰を好み、直射日光が強すぎると葉焼けを起こしてしまうことがある。適度な遮光をしながら、明るい環境で管理すると、葉の締まりがよくなり、シャープな形状が維持される。
水やりは控えめにし、土が完全に乾いてから与えるのが基本。特に冬場は成長が鈍るため、過湿を避けて管理することが大切だ。風通しの良い環境に置くことで、葉の表面に美しいツヤが生まれ、より魅力的な姿を楽しむことができる。

ハオルチア「アトロフスカ・ミュータント」は、その名の通り、通常のアトロフスカとは一線を画す独特のフォルムを持つ品種だ。鋭角的な葉のラインと透明感のある窓が生み出すコントラストは、他のハオルチアにはない力強さを感じさせる。静かに佇む姿の中にも、生命力に満ちた美しさが宿るこの品種は、時間をかけてじっくりと育てることで、その魅力をさらに深く味わうことができるだろう。